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雑誌記事の補足-アルテミアの孵化率アップ編 その1- 

最近雑誌を読まない人が増えているようです。
かくいう私も、情報を得る手段としてネット検索に頼ることも多いし、動画なんかがあったりして分かりやすいなあ~と思うこともあるので、仕方ないのか?と思う反面、少し寂しさも感じてしまいます。
USA×アイボリー
※本写真は、今回の内容には関係ございません。

記事をたまに書かせて頂く立場としては、紙になるからこそ気合いを入れて書こうなんて思っていたりするのですが、こうしてネットに情報を載せた方が見てもらえることが実は多いのかもしれません。

雑誌記事の場合、いつも苦労するのが字数制限です。
内容を絞っていくと何だかつまらない文章になってしまい、番外で紹介したいことや補足したいことがいつも残ってしまうのです。まあ、くだらないことが多いのですが…

そんな部分を今回は少し紹介できればと思っています。
2014-02-12175505.jpg

今回は、2014年3月号で書かせて頂いた「生き餌の活用術」の中から「アルテミアの孵化率アップ編」についての補足です。

※蛇足ですが、「アルテミア」を「ブラインシュリンプ」と雑誌で書いていないのは、字数が3字稼げるからです♪
ブラインと略されることもありますが、ブラインは本来「塩水」という意味です。
「しおみずを稚魚に与えて大きくする」って変な感じがしませんか?…


アルテミアの卵は、使ったことがある人なら分かるのですが、孵化率というのが明記されています。

多くの人は孵化率90%以上の卵を使っているかと思います。

私なんかは、平気で85%のを使ったり、孵化率が悪くて使えないからと言って安く譲ってもらった物を使うことがよくあります。

この孵化率というのは、様々な意味がありますが、基本的に24時間での孵化率がどうか?ということが基準になっていることが多いです。

それは、使う側からしてみれば当たり前で、毎日同じ時間にセットして、同じ時間に使えないと不便この上無しですよね。

では、孵化率85%の卵を30時間。あるいは36時間かけるとどうなるかご存じでしょうか?

実は、トータルの孵化率は上がります。でも30時間でかりに95%になったとしても使い勝手が悪いことには代わりありません。

今回記事で紹介したのは、孵化時間をかければ孵る卵をなるべく24時間で孵化させるための手法でした。

孵化率90%だから関係ないと思っている人もいるかもしれませんが、100%に近づくことだってありますので、どうぞ最後までお付き合い下さい。

※未孵化の卵が水槽に入ると、一部が孵化し、また一部はそのまま残ります。問題なのは、卵の殻です。殻が濾材の目詰まりの原因となり、魚の調子を崩すことだってあります。私のように3週に1回しか水換えしない者にとっては、結構重要な問題となります。写真を撮る際にもかなり邪魔になりますし…


論より証拠ということで、今回紹介した手法のある無しを比較してみました。

IMG_8866.jpg
左が無処理
右が処理(孵化した卵の殻の量が多い)

IMG_8862.jpg

こちらが無処理の沈殿状況(未孵化の卵が確認できます)

IMG_8861.jpg

こちらが処理有りの沈殿状況

ではその手法とは?

それは、

入浴剤等に用いられている「エプソム塩(硫酸マグネシウムMgSO4)」を「塩化ナトリウム」に対して1-2割入れるというだけのことです。

2014-04-08155234.jpg

では、なぜエプソム塩なのでしょうか?

その理由は、海水の成分を見れば理解できると思います。

---1リットルの海水に溶けている主な塩類---

塩化ナトリウム(NaCl)24g 69%

塩化マグネシウム(MgCl2)5g 14%
硫酸ナトリウム(Na2SO4)4g 11%


つまり、海水は食塩(塩化ナトリウム)100%ではないわけです。

まあ、そんなことは既知のことだとは思いますが、これらが水に溶けている状態を少し想像してみましょう。

水の中では、それぞれの物質が溶けて、陽イオン陰イオンに分かれています。

つまり、

陽イオンとして、Na+(ナトリムイオン)とMg2+(マグネシウムイオン)

陰イオンとして Cl-(塩化物イオン)SO42-(硫酸イオン)

の4種類

難しい話しはおいておいて、

塩化ナトリウム以外の2成分(MgCl2Na2SO4)は海水の成分を再度みると、

食塩(NaCl)しか入っていない水には、ちょうどMgSO4だけが不足しているのです。


エプソム塩はMgSO4

つまり、ただの食塩(NaCl)にエプソム塩を加えることで手軽に海水に近づけることができるという訳です。

故郷の環境に少しでも近づけること

これが、重要です。

ひょっとしたら、海水に近づける為に、食塩に「にがり」を入れるなんてことも聞いたことがあり、実行した人がいるかもしれません。

私もずっと前はやっていたことがありましたが、あまり効果を感じず辞めてしまいました。

それは、「にがり」の製法により成分のバラツキがあることが理由です。

NaClのみを取り除いた「にがり」というのがあればよいのでしょうが、その多くがMgCl(塩化マグネシウム)主体のものに仕上がっています。

つまり、SO42-(硫化物イオン)が不足しているのです。

MgClを加えても、かえってイオンバランスが崩れこともありうるわけですね。

エプソム塩、是非活用してみて下さい♪
冬場のように、温度が下がって孵化時間が長くなってしまうという際にも効果的ですよ。

正直、売っているエプソム塩は、お魚用には多すぎると思いますので、入浴剤という本来の用途で購入し、余った分を使えば、一石二鳥ですね(^_^)

次回は「エプソム塩を実際に使う場面」の補足を書いてみたいと思います。


最後に、

MEDAKAさんが、大変素敵な企画のポスターを送ってくれました!
どうもありがとうございました。

この場を借りてお礼申し上げます。

P4020003.jpg


5/11日 大阪国際交流センターにて「創作めだか展示発表会」

このようなジャンルのイベントが毎年東と西で交互に行われたらいいなあ~と思っていたので、本当に感謝です。

詳しくは
http://medaka.to/

私も参加する予定です♪

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[ 2014/04/10 20:18 ] 繁殖 | TB(0) | CM(2)

スーさん、こんにちは(^-^)
孵化率アップにはエプソム塩ですか!
確かに元素記号で表記されると納得ですね。

せっかく孵化率アップの一手間を教えて頂いたのに、我が家では絶えず完璧孵化水の人工海水の素があるにも関わらず比重測定が面倒で毎日せっせと粗塩でブライン生産中(笑)
[ 2014/04/17 18:42 ] [ 編集 ]

ビッキーさん、コメントありがとうございます。

毎日のことですから、比重測定なんてやってられませんよね。

人工海水は確かに良いですが、コストもかかるし、頻繁に使うと湿気を吸って固まるんですよね(^^;

粗塩で十分だと思います。ここにエプソム塩を加えると、孵化率アップが実感できますよ。

次回の実践編で、その辺りも含めて詳しく書きたいと思います。
[ 2014/04/17 18:56 ] [ 編集 ]

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