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アヌビアスナナ 

ピクタで8年間休むことなく輸入している水草にアヌビアスナナがあります。

アヌビアスナナ

このアヌビアスナナという水草は、アフリカ原産のサトイモ科の植物です。入って来た当初は高級水草の代名詞で、1株何万という値がついていました。いまでは、東南アジア各地で生産され、その価格も大幅に下がって手軽に買える水草になっています。

丈夫で光が弱くても育つその性質から、広くアクアリウムで利用されていることは、言うまでもないでしょう。

毎月、2000個程のナナを輸入していますが、半分は問屋さんに向けて、残りは小売店様に出荷させて頂いています。
検査に持ってきたアヌビアス

日本に入ってくるアヌビアスの生産国はいくつかありますが、主要な国はシンガポールと台湾です。


シンガポール産は株が小振りで、残留農薬が非常に高いのが特徴です。値段は安いですが…。

台湾産は株が大きく、残留農薬が比較的低い(多くは無農薬)のが特徴です。値段は高いです。

ピクタでは、台湾産を主に入れています。

植物検疫を受けるナナ


この台湾産のアヌビアス。品質は非常にいいんですが、輸入業者泣かせのところがあります。

というのも、台湾から来る飛行機の到着時間が遅いのです。いつも到着時間は17時頃。書類の審査が終わって植物検疫を開始できるのが19時頃。検査に約1時間かかって、通関と貨物の受け取りまで含めると、空港を出るのは22時くらいになってしまうのです。

夜の空港

17時を過ぎると臨時開庁といって余計に料金も取られるし…。

魚と違うので、翌日通関すれば、いいじゃないか?という意見もあるかと思います。

勿論、春から秋にかけては、翌日通関しています。

でも、冬場は大問題なのです。

貨物が蔵置される上屋と言われる場所は、本当にただの倉庫で一切の保温設備はありません。

真冬の寒風が吹く中、一晩そこに置かれることはアヌビアスにとって致命的です。

見た目では分かりませんが、一晩空港に置かれたアヌビアスは低温障害を受け、暖かい水槽に移して2週間後にどろどろと溶け出します。

サトイモ科の植物は、非常に寒さに弱い面があるのです。

この寒さに弱い側面を理解しないで、輸入している業者は実は結構あります。
特に弊社のように、空港の側にあるところは、夜の通関もそれほど問題ないですが、遠い所ですと、殆どが次の日に通関しているようです。

冬場にナナが溶けると主な理由はこれです。勿論、保管している温度が低いと同じことが起きます。

実際、低温で管理していると枯れないし、溶けないのです。

ところが、低温を経験したアヌビアスを暖かい水槽に入れると、2週間後に溶けてしまうのです。

一晩空港に置かれたアヌビアス、低温で管理されたアヌビアス。

買う側(お店も一般ユーザーも)は分かりませんよね。

冬場、アヌビアスを買う時は皆さん気をつけて下さい。

安心なアヌビアスナナをお求めの方はどうぞ、ピクタへご用命下さい。(^^

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[ 2008/03/28 06:17 ] 水草 | TB(0) | CM(2)

はじめまして。

初めてお邪魔させていただきます。
過去記事なので ご覧いただけないかも知れませんが・・・(((^_^;)

ナナが溶けてしまう理由を初めて知りました、今までは細菌性の病気かな? と思っていました、問屋さんが言うには病気らしい?と聞いたことがあったもので・・・。

グッピーの新種作出 おめでとうございます。

これからも時々お邪魔させてください。
勉強なります。。。
[ 2008/08/18 19:51 ] [ 編集 ]

スクさん、はじめまして。
書き込み、どうもありがとうございます。

ブログも拝見させて頂きました。色々と工夫されているようですね。

ナナが溶ける話はお店でもよく問題になる話題です。冬場は低温障害がメインですが、夏場は細菌性の病気の場合もあります。

ナナは丈夫な分、痛みが目立たないので溶ける苦情が他の草よりも多いんです。

最近、値段重視で生き物を元々扱っていない業者による輸入も増えています。ナナを生き物としてみていれば、溶ける苦情は減ると思っています。

また、ぜひ見に来て下さいね。
[ 2008/08/19 15:45 ] [ 編集 ]

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