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グッピーの不完全優性って? 

台風18号ひどかったですね~。
皆さんは、被害大丈夫でしたでしょうか?

この記事を書いている最中、停電が3回。そして、倉庫のビニールがはがれて大変なことになってしまいました。
おかげで、何度も記事を書きなおすことになってしまいました…(+_+)

ところで、「ムラサキのおさらい」を続ける前に、前回の宿題でもあるRrについて、少し脱線したいと思います。

Rrと言えば、「不完全優性」という事象ですね。

高校の生物では、不完全優性の代表としてオシロイバナやマルバアサガオの花の色が出てきます。

RRで赤、Rrでその中間色のピンク、rrで白

これは、赤を作る因子がダブルで赤、半分でピンク、無い時は白というようにとても分かりやすいです。

ところがグッピーでは、RRレッド、Rrブルー、rrブラオ

これを初めて知った時に、????…

になった人はいると思います。

これが、RRレッド、Rr薄い赤、rrグレーなら素直に理解できますよね。

グッピーを昔からやっている人は、RRがRrになったらブルーになるというのは、疑問を持たずに理解している方も多いかと思いますが、実はかなり理解しにくい現象であるのです。

だから、「グッピーの遺伝は難しい」と感じてしまうのも無理がないと思います。
かくいう私も、なんだかしっくりこない気持ちをずうっ~と持っていたのです^^;

「不完全優性」というと、何か特殊な遺伝だと感じる方もいるかもしれませんが、実は熱帯魚の世界ではよくある遺伝形質の一つです。

まずは、下の写真をご覧ください。
s-IMG_3133.jpg

エンゼルフィッシュのベールテールという形質の魚です。

特に「尾びれ」に注目して頂きたいのですが、右上の魚よりも左下の魚の方がより長く伸びているのが分かるかと思います。

これらの個体はどちらもベール因子(ロングフィンにする因子)を持っているのですが、

右上の個体はベール因子がヘテロ(Vv)
左下の個体はベール因子がホモ(VV)

となっています。

ベール因子がホモの個体は、もっと成長するとヒレ先が「ぼさぼさ」になってとても売りづらい魚になってしまいます。
ですので、私の所でブリードする時は、Vvとvvの個体で子供を取るようにしています。

ちなみに、アメリカでは、VVはスーパーベール。Vvはベールと区別するようになっています。

「色」についての不完全優性は、ラミレジーの例が大変分かりやすいです。

s-IMG_2331.jpg
こちらは、ノーマル体色

s-IMG_5893 (2)
こちらは、コバルト体色のラム

s-IMG_3176.jpg
そして、その中間色のメタリックラム

これらのメタリックブルーになる因子をCoとすると

ノーマルはcoco
メタリックブルーはCoco
コバルトはCoCo

かつてコバルトのヘテロをジャパンラムなんていう品種名で呼んでいたこともありましたね。

「不完全優性」は熱帯魚以外の生き物でもよく知られています。
爬虫類の遺伝で、「共優性」というのを聞いたことがないでしょうか?

実はこの「共優性」と「不完全優性」は同義語です。

例えば、ヒョウモントカゲモドキのマックススノーという共優性の品種がいます。
ヘテロでマックススノー
ホモでスーパーマックススノー
になります。

他にも、ボールパイソンという蛇では、パステルやバナナという共優性の品種が知られています。

バナナはヘテロでとても淡い色をしていて、ホモのスーパーバナナはほとんど白い蛇になります。

ホモ=スーパーと名づけるのは、とても分かりやすいですね。

さて、グッピーの「Rr」に戻りますが、

やっぱり、しっくりこないと思いませんか?

このRrの謎に、次回せまりたいとおもいます。

まずは、基本の「不完全優性」を理解して頂きたくて、あえて今回の記事を書かせて頂きました。




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[ 2014/10/06 18:14 ] グッピー | TB(0) | CM(9)






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