スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

よろしければ、ポチっと応援お願いします!

にほんブログ村 観賞魚ブログ グッピーへ
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

ムラサキのおさらい その2 

前回、パープルグラスとラベンダーグラスは赤抑制のされ方が違うと書きました。

遺伝子記号でいうと、パープルグラスはRrII+優性因子
             ラベンダーグラスはRRii+優性因子

つまり、パープルグラスはブルーグラス+優性因子
     ラベンダーグラスはガラスのブルーグラス+優性因子

ということになります。

では、Rrの赤抑制とiiの赤抑制は何が違うのでしょうか?

まずは、赤抑制されていないレッドグラス(RR)の尾びれ400倍の画像を見て頂きたいと思います。

s-ハイドレッドグラス尾ビレ400透過2

赤い粒粒がみえるかと思います。この粒粒は赤色素胞といって、赤い色素顆粒を貯めておく袋のようなものになります。この赤色素胞がいたるところにあることで、尾びれが赤くみえるわけです。

では赤がみえないブルーグラス(Rr)の尾びれはどうなっているでしょうか?

s-ハイドーサルブルーグラス尾

赤色素胞が全く見当たりません。
つまり、Rrになった時に赤色素胞は形成できないということです。

s-IMG_6085ラベンダーグラス尾

こちらは、iiで赤が抑制されているラベンダーグラスの尾びれです。(400倍)
赤色素胞はブルーグラス同様みあたりません。

しかし、もう少し拡大して見ると…
s-IMG_6085123.jpg

色素顆粒の入っていない丸い物体が見えます。(赤い矢印の部分)

※この写真は、数十枚の画像を深度合成(手前から奥までピントが合う)して作成しています。尾びれは、薄いといっても立体構造になっています。実際に見る場合は、ピントリングを微妙にずらしながら全体を把握していく必要があります。ミクロの世界をマクロに理解しないと、とても薄い見方になりがちです。興味のある方は是非自分の目で確かめて欲しいと思います。「木を見て森を見ず」にならないように

つまり、ii(アイボリー)は、色素胞に色素顆粒が入らないようになっている変異体といえるでしょう。

まとめ、

Rrは、赤色素胞が存在しない。
iiは赤色素胞に色素顆粒が入らない。
ということです。

ここが、Rrとiiの赤抑制の違いです。

つまり、
パープルグラスはRrで赤抑制
ラベンダーグラスはiiで赤抑制です。


ここまで読んで、あれはどうなの?と想像している方がいるかもしれません。
それは台湾から「パープルグラス」とほぼ同時期に上陸した「バイオレットグラス」です。

バイオレットグラスもパープルグラスも念の為に両方検定させて頂きましたが、結果、遺伝子型は全く同じものでした。
入ってきた時のインボイス名が違うだけのことです。

そして、グッピーを昔からやっている人は、この名前に違和感を抱かざるおえないと思います。
それは、元々日本で出回っていたバイオレットは、ii型だからです。
Rr型品種にバイオレットの呼称は正直混乱の元になると私は思っています。

シンガポールで作成されたアイボリーモザイクが分離しない赤無タイプだということを筒井氏がみつけ、これをバイオレットモザイクと呼んだのが始まりです。グッピーのベースブックでは、iをvの遺伝子記号で表記しています。

しかし、vではなくてiを使っているのは、過去に「バイオレットアイボリーそろそろ整理しないと」で書いたとおりです。

「パープルを採用した方が妥当である」というのは、実は、別の理由も存在します。それは、また後ほどということで…

次回は、色素胞から見るRrとrrの関係について自論を展開したいと思います。

つづく

よろしければ、ポチっと応援お願いします!

にほんブログ村 観賞魚ブログ グッピーへ
スポンサーサイト
[ 2014/09/25 17:50 ] グッピー | TB(0) | CM(12)

ムラサキのおさらい その1 

今回から、ムラサキについて突っ込んでいくのですが、かつてアクアライフに私が3回にわたって書かせて頂いた記事を見たことがない方もいるかもしれません。本当は、3回以降の課題についてのみ書けば楽なのですが、あの3回を大変評価してくれている人がいる一方、

(;一_一)…

になってしまっている方もいらっしゃるようです。

そこで、簡潔に、結論的なことだけおさらいしたいと思います。

おさらい1回目は、2013年9月号に書いた「遺伝的特性について」です。

s-IMG_2782.jpg

詳しくおさらいしたい方は、雑誌をご覧下さい。

s-IMG_3354.jpg

まず、上の画像をご覧ください。

上が台湾から上陸したパープルグラス
下が上陸以前からピクタで固定していたラベンダーグラス

実はこの2品種は、構造が違うだけで「ムラサキ色に関係する因子」は共通していたというお話でした。

グッピーがムラサキ(ラベンダーやパープルに限る)になる為に必要なことは二つ。

・赤が抑制されていること。
・常染色体上に一つの優性因子が存在すること。


そして、パープルグラスとラベンダーグラスの構造の違いは…

「赤を抑制している手段が違います」

ここまでは、いいでしょうか…

つづく


よろしければ、ポチっと応援お願いします!

にほんブログ村 観賞魚ブログ グッピーへ
[ 2014/09/24 16:38 ] グッピー | TB(0) | CM(4)

ついに終わった… 

忙しいことが色々と続いておりまして、ブログの更新が遅れておりました。

FBが気軽に投稿できるので、ついついそちらでお手軽に済ませていましたが、いくつかの大変だったことが一つの峠を越えましたので、ぼちぼち再開したいと思います。

s-IMG_2839.jpg
※写真はゴールデンのラベンダーグラスとガラスのブルーグラス

再開はじめは、ムラサキのグッピーネタです。

ついに終わったというのは、このムラサキの正体がある程度はっきりしたということと、しっくりくる遺伝子記号を付与できるようになったことです。

ムラサキに取り組んで苦節7年。長かったです…。

これでようやく、検定水槽を減らし、販売用の魚の生産を増やすことができます^^

モヤモヤしていたものが分かった時の気分はとてもいいものです。
しかし、グッピーにはまだまだ奥深い部分があります。これで終わりということはありませんので、まだまだ続きます。

s-IMG_30131.jpg
※写真はアルビノのラベンダーグラスとブルーグラス

肝心のムラサキの正体?ですが…

それは、次回以降で少しづつ紹介したいと思います。

よろしければ、ポチっと応援お願いします!

にほんブログ村 観賞魚ブログ グッピーへ
[ 2014/09/22 09:22 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)






上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。