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シーフードショー 

先月ですが、シーフードショー(食用に採取、養殖されている海の生き物展)に行ってきました。ピクタで食用の魚も扱うつもりかというと、そうではなく、展示に使う水槽の設置依頼を受けての参加でした。900の海水を3本。しかも午前中にセットするというハードなスケジュールの中、何とか設置してきました。

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本当は、好きな魚だけを殖やしながら生活できればいいのですが、それは道楽との紙一重。時に舞い込んでくる出稼ぎは、それはそれはありがたいものです。(^_^)

ピクタでは、売れないグッピーを量産しているので、こういう出稼ぎで補填しておかないと干からびてしまいます。

2012-07-20 12.49.33

展示会の最終日、撤収の為に早目に会場入りして見学していると、興味のある物を発見。
「脱窒」これは、魚飼育の永遠のテーマですね。

かくいう私も、これに関しては散々色んなことをやりました。勿論継続中のものもありますが…なかなか手強い相手です。

この展示されていた装置の仕組みはシンプルです。

脱窒槽に流す水を、酸化還元電位センサーの付いた水中ポンプでON/OFF制御するというものです。硫化水素の発生する手前でポンプを回すので、リスクも少なそうです。

話しを伺うと、すみだ水族館にも導入されているとのことです。すみだの脱窒はどこの装置を使っているのか気になっていただけに正体が分かってすっきりしました。ただ、硝酸塩濃度は20mg/lが今のところ限界だそうです。更なる性能アップ目指して取り組んでいるとのことです。将来に期待したいですね。

2012-07-20 18.11.31

面白そうなセミナーがあったので、こちらにも参加してきました。題目は「陸上養殖セミナー」。

淡水魚の世界では、金魚やメダカを始めニジマスに至るまで各所で行われていますが、海の生き物となるとなかなか成功例が少ないようです。しかも循環水を利用するということも前提ですので、ハードルが高い訳です。海に囲まれた日本で、どれだけの必要性があるのかという疑問もありますが、海の養殖も適地は殆ど埋まっていて、沖合に出るしかないそうです。また現状の養殖は、残餌や糞尿の海上汚染問題が深刻で、これといった解決策が無いため、法的措置がなされていないのが現状のようです。

陸上養殖では、循環水を利用するのが前提の為、汚染の処理もセットで考える必要があります。脱窒の技術に決定打がない為、植物栽培と魚の養殖をセットにしたプラントを建設し、養液として処理水を使ってはどうかという提案がありました。

また、陸上養殖の最大の問題はエネルギー問題だそうです。温度管理、流す水のポンプなどなど。いかに省エネにできるかも、実用化の重要な点です。私も見習わねばと思いました。

また、陸上養殖のメリットとしては、天候に左右されずに安定供給できる点と病気の持ち込みが少ないということもあげられていました。病気に関しては、SPFの種苗が確立されているかどうかも大事な点とのことです。観賞魚でSPFはちょっとなじまないですが、詰め込んで飼育する故のことなんでしょうね。どんな生き物もそうですが、病気の原因の主因はストレスです。観賞魚はゆったり飼育したいですね。

他にも色々と参考になる話がありましたが、これくらいにしておきます。

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[ 2012/08/10 00:05 ] イベント | TB(0) | CM(3)






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