ご無沙汰していました。 夏も本格的に始まり、観察会のイベント関係。極シリーズの新商品開発などでバタバタしていてなかなか更新できませんでした。 最近、増えてきたヤシとソテツの植え替えもなかなか追いつかない状況です。(^_^;) さて、本題です。 今年の目標をグリーン系グッピーの作出ということで掲げてきたのですが、少しづつ結果が出てきています。但し、今年中には完成するのは難しいと思います。例のメタルラック事件から全ての作業が遅れていて、リリースを心待ちにしている方の期待を裏切る形となってしまっていることは、心苦しい限りです。m(_)m これは、誰が見てもグリーンですよね?勿論、色をいじったりはしてません。これで十分綺麗なんですが、常染色体劣勢遺伝なんです。Y型にするまでは、リリースする予定なしです。以前から見られるウィーンソリッドとは別物です。  次はエンドラーズのグリーンセレクト 実は、このエンドラーズ仕掛をしてあります。常染色体にバイオレットをホモでいれてあるんです。 少し発色が違うのが分かると思います。よく知っている方は、もっと青が出てもという疑問があるかと思います。勿論、真っ青なエンドラーズも同腹でいました。ただ、情けないことに小さい水槽へ選別して置いておいたら、飛び跳ねてしまったんです。非常に残念です。結構綺麗だったので、もう一度作ろうかと思いますが、常染色体の因子は時間がかかるのが玉に傷です。  お次はオパールアメリカンホワイトRrBbです。 この個体は尾筒にホワイトの発色を示します。Xアメリカンホワイトを入れた作例です。オパールはプラチナ因子も入っているので、尾筒がどうしても黒ずんでしまうんです。その点を改善する為にアメリカンホワイトの力を借りた訳ですが、体の中央の黒ずみが気になってしまいます。Bbなので、次の子どもにbbが産まれる予定です。黒ずみは抜けるか?楽しみです。より宝石のオパールに近くなってくるといいですけどね。  参考までに、オパールアメリカンホワイトRR。 オパールはRrにした方が色味がぼけてグリーンに近くなります。RRですとこの通り、プラチナラズリーそのものです。  これらグリーン系以外にも、新品種作出への取り組みは勿論続けています。スローペースですが、末永く続けていきたいと思ってます。やっぱりグッピーネタが一番書きやすいですね。(^_^)
 今年の3月に輸入したターコイズゲッコーですが、飼育後1ヶ月で産卵。 そして産卵後2ヶ月で、待望のベビーが誕生しました。 繁殖は易しいだろうと噂されていましたが、確かに易しい部類に入ると思います。 ソマリコノハカメレオンと同じ感覚です。分かる人には分かると思います。(^_^)  孵化後の卵の殻 産卵は、人工の植物の葉の隙間に産み付けられました。 管理はビバリウム内で行い、時々霧吹きをかける程度です。 餌はミネラオーロをまぶしたイエコをメインで与え、時々昆虫ゼリーを与えてました。  本当に美しい昼行性ヤモリなので、CB化をどんどん進めて行きたいですね。 孵化後の幼体もイエコの小さいのを初めから食べれました。 この卵を産んだ親は1ヶ月後に2クラッチ目の卵を2個産んでます。 何かの参考になれば幸いです。 他の所へ行ったヤモリ達も繁殖成功していることを期待します。 ところで、このヤモリ。市販されているケージでは全て脱走してしまいます。 レプロを使う場合は、引き戸の隙間をふさがないと駄目ですし、エキゾテラではガラスの隙間を塞いだ上で、コードの入る隙間も埋めないと駄目です。 一体皆さんはどんなケージで飼育しているでしょうか? 私のところでは、隙間を塞いだケージとプラケースを改造したケースの両方で飼育してます。
今週は「環境週間」 テレビ・新聞で「環境」の言葉を見聞きしなかった日はなかったと思います。 私は、生き物を扱う仕事をしている傍ら、積極的に「環境問題」にかかわる行事に参加させてもらってます。 「ペット業者のくせに何をしてんだ。」という人もいるかもしれません。 環境汚染の一因ともなっている車を販売しているトヨタがエコについて取り組んだり、魚を採る漁師が植林したりするのと同様、生き物を扱わせて頂いているからには、当然の取り組みだと私は考えています。 生き物を飼わせてもらっている罪滅ぼしかもしれませんね。  こちらは、大地を守る会主催の「アオサ回収イベント」のオプション企画で生き物観察会をやった時の様子。 今回は高校生20名ほどの参加がありました。 生き物を観察することは勿論ですが、アサリが短時間で水を綺麗にする実験。 太古の地球大気の殆どが二酸化炭素で覆われていたのに、なぜ今少なくなったか?というのを貝と硫酸を使って演示実験しました。 後日、レポートを書いてくれるそうなので、楽しみです。 次回の三番瀬生き物観察会&アオサ回収は7/26(土)になります。興味のある方はお問い合わせ下さい。 その他、鎌ヶ谷市の環境に関する公開講座の講師。大地を守る会の稲作体験での生き物解説。 田んぼの生き物調査。近所の田植え交流など、行事が目白押しでした。  こちらは、自給と実験を兼ねてやっている田んぼ。ようやく最近田植えをしました。 今年で田んぼを始めて6年になります。 片隅に植えてあるカキツバタの「舞孔雀」が満開です。 結局自分の所が一番遅くなってしまいました。(^_^)
2008年度は、ラスターに引き続き、オパールという品種を発表させて頂きます。 このオパールという品種はY型の限性遺伝をするもので、ジャパンブルーやプラチナ同様どんなメスにかけても形質が維持できる便利な系統です。  画像を見て頂くと分かるのですが、ゴールドメタリックとブルーメタリックが同じ場所で発現するのが特徴で、そのグラデーションが魅力です。  個体によっては、エメラルドグリーンの輝きも放ち、大変美しい品種です。 品種名の由来ですが、宝石のオパールからです。この宝石もグラデーションの光沢が魅力の石ですよね。 2008年5月号のアクアライフでこのオパールについて発表させて頂く運びとなりました。 ただし、今回は写真一枚のみになってしまったので、このブログで詳しく紹介させて頂きます。 本当は、バリエーションを沢山お見せしたかったのですが、例のメタルラック事件(ブログの過去記事をご参考下さい。)にて、殆どの個体が消失してしまい、こんなしょぼい個体のみしか出せませんでした。 この品種、見れば分かる人もいるかもしれませんが、ラズリーとプラチナをY染色体に両方揃えた遺伝子型です。これは、私がプラチナジャパンブルーを作った時と同じ手法で誕生させました。意図的に作れたので、自分なりには満足しています。 「Y型プラチナラズリー」という名前でも良かったのかもしれませんが、ギャラクシーをY型プラチナコブラと言わないように、固有の名前をつけた方がすっきりするかと思い、「オパール」という名前にさせて頂きました。 また、ピクタで誕生した初期型のY型プラチナラズリーから、数世代選抜して、よりに綺麗になっていることも付け加えておきます。ヒレはダメですけど(^^;  今年はこれに引き続き、さらに2品種発表できる予定でしたが、残念なことに絶えてしまいました。 でも、なんとか毎年新しい品種が発表できるよう頑張りたいと思います。  今後の「オパール」リリースの予定ですが、例のメタルラック崩壊事件により暫く難しいです。リリースできるようになりましたら、こちらのブログでお知らせ致します。
ピクタで8年間休むことなく輸入している水草にアヌビアスナナがあります。  このアヌビアスナナという水草は、アフリカ原産のサトイモ科の植物です。入って来た当初は高級水草の代名詞で、1株何万という値がついていました。いまでは、東南アジア各地で生産され、その価格も大幅に下がって手軽に買える水草になっています。 丈夫で光が弱くても育つその性質から、広くアクアリウムで利用されていることは、言うまでもないでしょう。 毎月、2000個程のナナを輸入していますが、半分は問屋さんに向けて、残りは小売店様に出荷させて頂いています。  日本に入ってくるアヌビアスの生産国はいくつかありますが、主要な国はシンガポールと台湾です。 シンガポール産は株が小振りで、残留農薬が非常に高いのが特徴です。値段は安いですが…。 台湾産は株が大きく、残留農薬が比較的低い(多くは無農薬)のが特徴です。値段は高いです。 ピクタでは、台湾産を主に入れています。  この台湾産のアヌビアス。品質は非常にいいんですが、輸入業者泣かせのところがあります。 というのも、台湾から来る飛行機の到着時間が遅いのです。いつも到着時間は17時頃。書類の審査が終わって植物検疫を開始できるのが19時頃。検査に約1時間かかって、通関と貨物の受け取りまで含めると、空港を出るのは22時くらいになってしまうのです。  17時を過ぎると臨時開庁といって余計に料金も取られるし…。 魚と違うので、翌日通関すれば、いいじゃないか?という意見もあるかと思います。 勿論、春から秋にかけては、翌日通関しています。 でも、冬場は大問題なのです。 貨物が蔵置される上屋と言われる場所は、本当にただの倉庫で一切の保温設備はありません。 真冬の寒風が吹く中、一晩そこに置かれることはアヌビアスにとって致命的です。 見た目では分かりませんが、一晩空港に置かれたアヌビアスは低温障害を受け、暖かい水槽に移して2週間後にどろどろと溶け出します。 サトイモ科の植物は、非常に寒さに弱い面があるのです。 この寒さに弱い側面を理解しないで、輸入している業者は実は結構あります。 特に弊社のように、空港の側にあるところは、夜の通関もそれほど問題ないですが、遠い所ですと、殆どが次の日に通関しているようです。 冬場にナナが溶けると主な理由はこれです。勿論、保管している温度が低いと同じことが起きます。 実際、低温で管理していると枯れないし、溶けないのです。 ところが、低温を経験したアヌビアスを暖かい水槽に入れると、2週間後に溶けてしまうのです。 一晩空港に置かれたアヌビアス、低温で管理されたアヌビアス。 買う側(お店も一般ユーザーも)は分かりませんよね。 冬場、アヌビアスを買う時は皆さん気をつけて下さい。 安心なアヌビアスナナをお求めの方はどうぞ、ピクタへご用命下さい。(^^
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