ナゴレプも一段落し、いよいよ私にとってのグッピー育種シーズンが始まります。
春から秋の暖かい季節は、植物の育種の方で時間をさかれています。だから、植物の管理がほとんど無くなる冬場がもってこいというわけです。
※植物の方も、いずれこのブログで紹介したいと思います。
勿論、グッピーを夏場は全然やってないわけではなく、機械的にこなすことのできる最低限の交配(育種ラインのみのことで、生産ラインは別)はやってますし、グッピーの生産販売の方も同時進行でやる必要はあります。特に最近は、国産グッピーの注文が増えていて、毎週300〜450ペアほどを全国のショップ様に出荷している状況ですので、植物とグッピーで今年の夏は本当に忙しかったです。
そんな合間を見て作ったのが、今回紹介する数品種です。
独創的な物はないので、マニアの方にはつまらないかもしれませんが…
まずは、モルフォアメリカンホワイト

別個体のモルフォアメリカンホワイト

ラズリーにアメリカンホワイトをかけて、青白のグッピーを作ったらきれいだろうなあーという考えは、多くの人が描く交配例だと思います。
しかし、それをやってみると…

このように、体の中央が色抜けしてしまうんです。(T_T)
まあ、これも綺麗といえば綺麗ですが。
モルフォについては、まだきちんと発表できる状況ではないので、今回も詳しく書きません。たぶん、来春には、きちんとしたデータを取った状況で発表できると思いますので、もう少しお時間下さい。遺伝的な構成をはっきりさせないと、混乱のもとですので。
次は、3年前から取り組んでいるバイオレットグラス

2008年5月号のアクアライフでパープルグラスとして写真が出ていたのを覚えている方がいるかもしれません。この当時、かなり問い合わせがあった系統なんですが、その時はまだ、きちんとした固定が出来ていませんでした。
ようやく、3年かけて固定出来ましたので、ここに少し紹介させて頂きます。
今話題のガラスのブルーグラスと同様、赤の全く出ない系統で、子供は全て紫色になります。
ボディーも紫色で大変綺麗な組み合わせだと思いますが、いかがでしょう?

※中央がガラスのブルーグラス。上下はバイオレットグラス
パープルからバイオレットに変更したのは、パープルは別系統で誤解を招くと考えたからです。
バイオレットも誤解を招くのでは?という考えの方もいらっしゃるかもしれません。これは、アイボリーとバイオレットが同じか?という点にも展開する話になってしまいますね。私自身、アイボリーをいじったことがないので、この冬に少し検定しようかと思っています。下地の色の違いだけなんでしょうか?
はたまた、複対立なんでしょうか?散々バイオレットを交配した中では、アイボリーは一匹も出てこなかったので、この疑問を是非この冬解決したいと思っています。
もしも、「この無駄な交配をするまでもないよ」というご意見がございましたら、是非ともお伺いしたく思います。m(_)m
この紫色のグッピーは、数ヶ月後のリリースとなります。
その時には、この品種の作出過程を詳しく紹介したいと思います。
以上、かいつまんでの報告でした。
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ブースの様子を紹介したいと思います。

ブースの様子 正面から

ブースの様子 横から

今回お披露目の極育養箱(きわみいくようばこ)をメタルラックに並べた様子。
では、このケージの解説をさせて頂きます。
まず、「極(きわみ)」って何?があるかと思いますので、説明致します。
ピクタとあくあ工房いちなまの2社でアクア用品のメーカー業を2年以上前から、営んでいます。
詳しくは、極シリーズのホームページをご覧下さい。http://toyoama.jp/nama/kiwami.html
コンセプトは、「こだわり極めた商品達」です。
では、詳細です。

落とし蓋式のアルミ枠を使用したケージです。
大きさは、20cm×20cm×36cm
落とし蓋は、好きな位置で止まるようになっていますので、ギロチン状態になることも防げます。
落とし蓋の材質はアクリル・その他の透明部分はガラスです。
レ*ロパオ*イズに似ていると思った方もいらっしゃると思います。
このケージ、見た目はいいですが、2点構造的欠陥があります。
まず、空気の入り口と出口が同じ大きさの為、通気性が異常に悪い。蓋受けにガラスのフラットバーを使っているので、持ちどころが悪いと簡単に割れる。開封した瞬間に割ってしまったという話は本当に沢山聞いています。

色は半透明を採用。
従来の黒からは脱却し、すっきりした外観で生体の視認性にも優れています。
強度のあるアルミを採用したことで、枠も細くできました。
※最近発売されたレ*ロは、頑丈にできていていいのですが、外枠の幅だけで25mmはちょっと…と思うのは、私だけでしょうか?
底はプラスチックになっています。
穴空け加工も自由自在。オプションで排水パイプキットも販売を考えています。
※底穴があるとないのでは、植物の育ちが全然違いますからね。

正面の通気部分、蓋ともに通気性に優れたステンレスメッシュを用いています。メッシュのサイズは30メッシュですので、ショウジョウバエも逃げません。アルミのパンチ板を使っているケージもありますが、メッシュの方が格段に通気性が優れます。その結果、正面の通気部分を薄く設計でき、正面からの視界をあまり遮りません。
※来場された方からお聞きしたのですが、パンチ板の部分にカエルの吸盤が引っかかって困ったことがあったそうです。


ヘビなどの脱走の得意な生き物も、このロックで勝手に蓋が開かないようにできます。
コーンスネークも、ベビーのうちならこのケースで飼育可能です。コーンも意外に木に登りますからね。
勿論、ターコイズゲッコーもこのケージで飼えば脱走されないですよ。(^_^)
次は、極床(きわみどこ)と極床・造形君(きわみどこ・ぞうけいくん)です。
この床材の販売するそもそものきっかけは、脱ヤシガラでした。
弊社では、5年前からヤシガラマットという商品を販売しています。ヤシガラは吸着脱臭効果と保水性を兼ね備えた床材で、発売以来本当に沢山の方に愛用して頂いています(勿論他社からも多数販売されています)。ヤシガラは大変優れた床材なんですが、一点だけ欠点があります。それは、生体にまとわりつきやすく、特にトカゲ系の動物には、目に入っていまうという点です。勿論、工夫次第では改善できるのですが…。
では、なぜ脱ヤシガラなんでしょうか?
その一番の理由は環境負荷の軽減です。
これは私の見解ですが、生き物を飼育している方というのは、生き物に対する気持ちが一般の人よりも強いわけで、環境問題に対しても、より痛みの分かる方だと思っています。悪い意味ではありませんが、そもそも、生き物を飼うこと自体、どこか後ろめたさがある方もいらっしゃると思います。
その「思い」というものは、人間の限りない「欲望」をフィードバックする為にそなわった素晴らしい機構だと思っています。自由を持ったが故、矛盾の中で苦しむホモサピエンス種の宿命。少しでも何らかの改善策を働きかけていくのも、本能だと思うわけです。
おっと、これ以上いくと脱線してしまいますね(^^;
この手の話を書き込むとつい熱が入ってしまうもので…
ブルーになった方がいたら申し訳ありません。m(_)m
話を戻して、
ヤシガラというのは、ヤシの実繊維を剥いだ時に生じるカスですので、有効利用するという点からは、環境に優しい商品ともいえます。ただ、そのヤシガラをわざわざ遠い国であるスリランカから重油を使って輸入する必要があるのかということです。代替品がなければ、それはやむを得ない場合もあるかもしれませんが、もし国内で同じような性質のものが供給できるのであれば、地産地消でそれにこしたことはないと思うわけです。
※そんなわけで、弊社で販売しているヤシガラは在庫を持って販売終了とさせて頂きます。
今回発売する極床は、国産材を取り扱う製材所で、廃棄物として出る樹皮を特殊処理して製造したものになります。
ヤシガラを使うよりも、カーボンオフセットできますね。
では、ようやく商品説明です。
まず極床(きわみどこ)

ヤシガラの様なまとわり着きが少なく、ケージに薄く引いて押すと、キッチンペーパーの様に固まります。汚れた部分だけを交換できるので、非常に経済的でもあります。

お次は、極床・造形君(きわみどこ・ぞうけいくん)

極床をベースにベントナイトなどの粘土鉱物を配合した商品です。
好きな形に造形できて、しかも固まります。

壁に塗ってもらってもいいし、コルクボードの隙間埋め、好きな形のシェルターも作れます。


しかもセメントと違って、水で戻せば何度も使用できます。
※水没使用ができないのは欠点ですが…。
植物の栽培にも大変すぐれています。コケなどを植えれば、簡単に活着してくれますしね。

こんな感じで、立てかけても崩れません。
発売時期ですが、両商品とも非常に評判が良く早く発売したいところです。
極床と極床造形君は近日中。
極育養箱は、一部型がまだ出来ていませんので、何とも言えませんが、なるべく早く発売したいと思っています。
興味を持たれたショップ様は、是非声をおかけ下さい。
以上、長々と読んで頂きありがとうございました。m(_)m
PS.
持って行った植物の紹介もしようと思ってましたが、今回は辞めておきます。
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9/26・27と二日間に渡って、名古屋で爬虫類の展示即売イベントが開催されました。
イベントに参加者として行くことは、何度かあったのですが、出展者として行くのは初めての経験となり、大変有意義な時間を過ごすことができました。
舞台裏も含めて、ご報告したいと思います。

お盆休み明け、休みモードがとれずモチベーションが下がりまくっている時に普段からお世話になっているB-BOXのFさんから連絡がありました。「ナゴレプどんな感じですか?」
「いやあー、それどころでなくて、かなりダウンしてます。新商品の進行状況も芳しくないし…」
「では、…………で………になれば(笑)」とFさんからブラックジョークを言われたことがきっかけで、やっと頑張る気になれたのです。
ありがとう、Fさん!
やっとのことで、エンジンをかけることが出来ました。
新商品とは、新しいケージと床材です。床材は目処が立っていたんですが、ケージの方は、このままでは、お披露目どころではない有様。イベントに向けて、図面を仕上げたり、部材の調達、加工先周りなどを凄い勢いでこなし始めました。
それでも、完成したのが25日の朝。本当にギリギリでした。(^^;

イベント会場への搬入が26日の0時まででしたから、お昼には出ないと大変だということで、仕事をこなし始めました。ところが、こんな時に限っていろいろな仕事が出てくるんですね。なんだかんだやって、軽トラに荷物を積み込み終わったのは、午後4時前でした。
やっべー!搬入間に合わないかもしれない。と高速に乗り、足りない部材を調達するのに途中ホームセンターによったりしていると、首都高の渋滞にはまる有様。
東名高速に入れたのは、夜の7時過ぎでした。
ナビの到着時刻をみると26日朝1時。本当に焦りました。
名古屋まで殆どノンストップで運転し、会場に入れたのは、25日の23時半。サムライジャパンのMさんから、「遅いですね〜(笑)」の一言。その日は、荷物を降ろしただけで終わってしまいました。
そんな状態だったので、イベント初日の朝から設置を始めるという状況に…。
26日の午前中来て頂いた方には、工事中で本当に申し訳ありませんでした。m(_)m
事前準備の甘さに、反省するばっかりでした。
それでも、沢山の方々が、弊社のブースに足を運んで下さり、楽しい会話をすることができました。
弊社は卸売がメインの為、普段お店の人と会話することはよくあるのですが、個人の方とコミュニケーションすることがあまりありません。なので、結構為になる話や、有意義な意見を聞くことができて本当に良かったです。

中でも直翅目のマニアの方は凄かったです。アリヅカコオロギからエンマコオロギの産地別6系統、エゾスズなども飼育。カバンの中にはごっそりとヒメカマキリが入っていました。私も直翅目大好き人間なので話が膨らみ、今飼育しているナギサスズをあげる約束などもしました。(連絡先があやふやなので、このブログ見てたらメール下さいね。)
出展物の紹介はその2で。
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実は最近、5年ほど使っていたPCが限界に来たのでを買い換えました。買い換えたのは良いのですが、色んな引っ越し作業に結構手間取ってしまい、ずいぶんと時間をとられてしまいました。
その為と言ってはなんですが…、
更新がかなり遅くなってしまいましたことをお詫び申し上げます。(__)
しかし、最新のマシンは凄いですね。以前のPCでは、画像を読み込むのに非常に時間がかかっていたんですが、今のマシンは驚くほど早いです。
WEBを表示するスピードも早くなったので、光回線の通っていない田舎の会社の者にとってはありがたい限りです。もっと早く買い換えてればよかったです。
さて、本題の全身ブルーのグッピーです。
名前は青い輝きが有名なモルフォチョウから頂き、「モルフォ(仮称)」とつけました。
今後の検定、また変異次第で変更することがあるかもしれません。
これを見てまず想像されるのは、ラズリージャパンブルーだと思います。
似ていますが、遺伝子型は違います。

ピクタで出現した品種なんですが、今回はあえて詳しくは書きません。
実は、この遺伝子型が分かるのにちょっと手間取ってしまいました。(^_^;)
私的には面白い発見だったんですが、これを見て「あれかな?」と思われ方はいらっしゃるでしょうか?
ちなみに、Y型のラズリージャパンブルーでもありません。

こちらは、ゴールデンタイプ。

モルフォWソードタイプ
ソードの出来は、まだあまり世代を重ねていないので、ご勘弁下さい。
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昨年の6月にターコイズゲッコー孵化の記事を書かせて頂きましたが、その後の様子を気にされている方が多いので、急遽予定していたグッピーネタを延期して報告します。
最初にこのブログで紹介した子供ですが、実は孵化2ヶ月後に×になってしまいました。
原因は正直分かりませんが、紫外線不足もしくは水切れだったのではないかと思っています。
ただ幸いなことに、孵化待ちの卵はまだありましたし、産卵も順調に進んでいたので、絶えることは無く、次々と孵化したベビーが現在30匹程になっています。
その後の成長は今の所問題ないようです。

飼育環境の質問がいくつかあったので、ここに紹介します。
上の写真が現在のターコイズゲッコーベビーの飼育環境です。赤丸をしてあるのが個体です。
大体一つのケースに4-5匹入れてます。そろそろ、広いケースに移す必要がありそうですが…。
実は来春に壁チョロ系からヤドクまで飼育できるケージを発売する予定にしています。現在大詰めの段階に来ているので、楽しみにしていて下さい。
床材はヤシガラの欠点を解消した実験中の商品です。いずれの内容も機会を見つけて詳しく報告したいと思います。

白く写っているボトルは
ピクタの自動給水器Ver7です。
最初に落としてしまった原因が水切れにあるのではないかという不安があったので、思い切ってこの給水器のみで飼育してみました。結果、面倒な霧吹き作業からも開放され、全く問題なく飼育できています。
正直、かなり楽です。(^_^)
好きな時に好きなだけ水が飲める環境が、ストレス軽減にも良いのではないかと思っています。適度な湿度も保ってくれますし。

こちらは、ゼリーを舐めにきたベビーです。
昆虫ゼリーはそのままだと大きすぎて絶対食べ残しが出ます。食べ残しをまめに取れる人はいいかもしれませんが、無駄も出てしまうので、私はゼリーをプラスチックのスプーンで掬ってそのままケージに入れてます。このやり方だと必要最小限の量ですみますし、メンテナンス性も非常に良いです。
以上、簡単ですが、その後の様子でした。
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